家族で旅するアメリカ西部 2015

スポンサーリンク
America trip 2015
スポンサーリンク

3日目 その3

落日のモニュメント

ここのダート道(未舗装路)はホントひどいです。

写真もかなり撮りましたが、一眼カメラでもブレるほどの凸凹、そして飛ばすナバホドライバー。酔う・・それに寒い!!

でもグランドレベルから見るビュートは荘厳でデカいです。

今回は写真多めで。

真近に見るビュート
実はメッチャ高い

ビュートは真近で見ると、実は脆く、足元には崩れた岩がゴロゴロしてます。

こんな感じで岩が転がっている

このデカさ伝わりますか?右下の緑色の箱、簡易トイレです。

これだって高さ数十メートルはある

この岩、ライトミトンだっけ?

亀裂が入っていて、向こう側の空の青が見えてます。

もう何十年かしたら、割れて崩れるんかな?

映画「駅馬車」の撮影ポイント

ジョンフォードポイントです。

私さえ見た事無いほど古い、「駅馬車」とかの撮影に使われた場所。俳優であるジョン・フォードはこの場所を好んで使い、何作かの映画にこの場所を登場させました。

霞むほど遠い景色が綺麗

陽が雲に入ってしまったけど、「Window」と呼ばれるポイント。岩の間の遠い景色がいいですね。

ここの名前、ホント知らなかったんですけど、見た瞬間「窓みたいやな!」って言ってました。

それほど「窓」みたいでした。

岩がすごい色になってきた

また陽が差して来て、トーテムポール岩が映えてました。

真っ赤に染まるビュート

その陽もかなり傾き、赤い岩をさらに赤く燃え上がらせます。

逆側は真っ黒に染まる

そして、その反対側はすでに光が届かなくなり、逆光によるシルエットのみ・・。

日が暮れる・・・

シルエットに浮かぶ、「Three Sisters」。「姉妹」ではなく、「修道女」の方です。

岩と空がピンク色に・・・

この日最後の残照が岩肌に当たり、燃えているようです・・。

見事なコントラスト

雲を染め始める残照・・。

何と表現したらいいかわからない色

「赤銅色」ってこんな色なんやろうな・・・。

今日が終わる・・・と言うか、この世が終わる・・・みたいな感じ。

こんな光景を見ると、まさに「地球」を感じます。

こんな風景になってから数億年。気の遠くなる時間守り続けたこの光景。

自然の力に敬意を払いたいです。

しばらく、この光景に感動しつつ、この瞬間を見れた事に感謝しつつ眺めていたけど、時計を見ると・・。

21時前。

「え”ぇ~」です。

そう、ここはアメリカ、時差があるんです。

昨日のセドナはここより1時間遅いんです。つまりここは同じ夕日を見ていても、1時間早い。

この明るさで21時前はヤバいです。

いつもの感じで生活していれば夜ご飯が日をまたぎそうです・・。

広角レンズがあれば・・・

困った事に、写真を見ての通り「何もない」所なんで、ここのビジターセンターくらいしか、まともに食べられる所なんてないんです。

でも、ビューホテルに泊まっている人達なんでしょうね。人がいっぱい過ぎて、入る気になれません。

で、今夜泊まる予定のモーテル併設のレストランに行く事にしました。

10時までと聞いていたので、急いで帰ります。Swingin Stakeと言うらしいのですが・・。

でかい車輪に網が繋がっていて、それを揺らしながら炭火で焼くそうで・・。

今はスウィングしていない・・・

車輪、見えると思います・・・。

実は、アメリカに来てステーキを食べる事って、私達にとっては珍しい事なんです。

理由は、「不味い」と思っているから。

アメリカで出て来るステーキは、赤身ばかりで、総じて「硬い」印象がありますし、実際、これまでもそうでした。

それでも、おいしいと言われる店はおいしかったんですが、ちょっと「飽きてしまう」、何より、こんな片田舎なんで、そんなおいしいステーキを食べれるなんて思わない・・・。

食べたのは、「ニューヨーク・ステーキ」。「ここアリゾナやん・・・」って思いながらたべましたが、結果的には・・・「おいしくなかった」です。やっぱり硬かった・・・焦げまくってた・・・。

この店、完全オープンスペースなんですが、実は、このメキシカンハットという土地は結構な高地にあります。

砂漠でもあるんで日中は暑いものの、日が暮れると肌寒くなります。

シーリングファンがグルグル回ってて「少し寒いな~」と思っていたら、後から来た中国人が「ファンを止めろ」と店員に言ってました。

思いっきり「No!!」と言われてましたが、他の客もいる中で自我をためらわずに出す中国人はさすがです。

そんな光景を見つつ、「焦げまくりの肉」を食して、最後までスウィングさせる意味が全くわからず、「アメリカ人ってアホやな・・・どんな味覚してんねん・・」。と話しながら部屋に帰りました。

チェックインの際の写真の通り、隣の「B」の部屋と同じポーチなんですが、やたら騒がしい人達が来たようで、部屋の外が賑やかでした。

出てみると、レストランで自我を振り回した中国人達でした・・・。

このポーチに出て空を見上げると、ものすごい数の星だったので、これは・・・と思い、車で1分走って真っ暗な所で写真撮ってみました。

肉眼だともっと見えてたのに・・・

広角のレンズがあれば、もっと無数の星が撮れてたのに・・・。

映りが悪いな~

中心より右、靄がかかっているように見えるのは「天の川」です。

明かりがある部屋のポーチからでも天の川は見えてたので、これだけ暗いとはっきり見えます。

だけど、写真にすると、しっかり写ってくれないですね・・・。私の腕が悪いという事です。

右の線が流れ星

最後に流れ星を・・・。

30秒のシャッタースピードなんで、大きな星が流れているのがわかります。ほんのちょっとだけど・・・。

流れ星は肉眼でも多く見えたので、流星群の時などは、ビュンビュン流れるんだと思います。これだけの星が見える場所は日本でもあまりないでしょうね。

America trip 2015
スポンサーリンク
シェアする

熟年夫婦と年頃の娘の家族で、使ってみたり、調べたりした事を雑記にしたブログ。あと、アメリカ旅行、国内旅行の記録など・・・。

コメント