2日目 その2
ココペリの宿
実は今回の旅行、なかなか日程が決まらず、何度も旅程を変更したりしていました。で、場合によってはホテルの予約をキャンセルして別のホテルにしたり、泊まる日を変更したりしていました。
全て決まった時点で確認したつもりなんですけど、日にちがズレたままの予約があったのを気づかずに旅行をスタートしてしまい、セドナのホテルに着いて初めて発覚したんです。
チェックインしようと思ったら、満面の笑みで「明日だよね?」って言われました。こっちは間違っているとは思っていないので、「はぁ~?」ってなるんですが、プリントアウトした予約確認書をよ~く見て卒倒しそうになりました・・・。
「いや~、そこを何とか・・」
「今日は満室だから・・」
「あぁ~・・うぅ~・・」
「その辺にいっぱいホテルあるやん、探せば?」
「・・・そうするわ・・・」
って感じで、今日は宿無し決定。
宿無しよりも、自分のミスに打ちのめされた感じが・・・。
しかし、取り敢えずはホテルを探さないし、夕日も見に行きたい・・・。
「のんきにサワロ探してあちこち寄り道しなくて良かった」と思いつつ、気を取り直してさっき通り過ぎたモーテルから当たってみようと尋ねてみました。
「部屋空いてる?」
「空いてるわよ」
・・・あった。
早いやん!!
何件も廻って、ようやく街外れの小汚いモーテルあたりに落ち着くかと思ったのに、1件目で見つかるとは・・・。
でも、かなり空いてるような雰囲気のモーテル。確かにセドナ自体に観光客は多いようには見えない・・・。
ホントはさっきの所も空いてるんちゃうん?って思いながらチェックインです。
前置きが長くなりましたが、今日の宿は
Days Innです。
「Kokoperi」です。
知ってる人は知ってる、あの「ココペリ」です。
我が家はココペリファンなんで、実は今回のセドナでの宿の候補に入っていたんですが、ちょっとモーテルにしては高め&ベルロックよりちょっと遠いって理由でやめた所ですが、思わぬ形で宿泊になりました・・。
で、廊下のフェンスは
ココペリです。
これがナバホに限らず、アメリカ先住民に伝わる妖精、「ココペリ」です。
私の車にもありますし、家の玄関にも置物があります。
フロントにも「Days Inn Kokoperi」のTシャツとか売ってました。
ココペリは欲しいけど、Days Innはいらないんで・・・。
とりあえず、宿無し回避なんで良かった良かった。
セドナの夜
陽がかなり傾いて来たので、急いでエアポートメサへ。
ここは車を止める所がホント少ないく、出ていく車を待ってるの嫌なんで、その先のエアポートオーバールックへ行きます。
ここはいくらでも止められるぐらいのスペースがあり、こだわらければ、ここもいい景色が見れます。なにやらドイツ語っぽい言葉を話す子供達が地面に向かって写真を撮りまくっているので、娘が行ってみると、
こんなんがいました。
娘、「うぉ~」って言いながら激写してました・・・。
私はセドナの街と夕日の写真を撮りに・・・。
でも、雲が多くて沈む夕日は見れませんでした。雲がここまで多くなければ夕焼けであったり、赤い空と街の灯りが撮れたかもしれませんが、こればかりはどうにも出来ません・・・。
この明るさ、実は夜8時前です。いいのか悪いのかサマータイム。
暗くなって、食べる所探していたら、もう夜9時過ぎ。
陽が長いのも考え物ですわ・・・。
夜は、実は楽しみにしてる事がありまして・・・。
ここ、セドナに限らず、この後訪れるL.A.以外全ての場所でなんですけどね・・。
それは星です。
日本ではまず見れない量の星が見れるんじゃないかと・・・。
結果は
こんな感じです。
これ、デジカメ一眼の一番焦点距離が短い18㎜にしてるんです。
本当はもっと広く撮りたかったんですが、これが限界でした。
あとで調べてみたら、もっと広角レンズとかじゃないとダメみたいです・・・。
最初、モーテルから撮ってたんですが、車でもっと暗い所に移動して撮りました。
写真には写っていませんが、肉眼ではもっと小さい星まで見えていて、これほどえげつない量の星を見た事がなかったので、感動でした。
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