幾多のカーリースでは、契約期間が最低3年から7年、長くて11年が一般的だ。契約期間が長くなればなるほど月額料金が下がり、ボーナス払いも合わせるとさらに安くなる。逆に最長が短ければどうなのか?
私は3年で乗り換えが出来たら、常に新しい車でいろんな車種が乗れると思ってしまう。そこで、最長契約期間3年の「クルカ」について、メリット、デメリットを調べてみた。
業界最低価格保証のカーリースのクルカクルカとは?
クルカは初期費用や頭金、ボーナス払いがなく、月々定額のサブスクで、税金も月払い料金に含まれる。「3年」と聞いてピンと来ると思うが、新車なので契約期間中に「車検は来ない」設定になっている。そして基本的なメンテナンスのみになっている。これは新車なのでメーカー保証期間内である事と、新車がゆえに故障リスクが低いから。
また、車種も絞っている事も要因だ。人気があるカテゴリーは多めの種類、そうでないカテゴリーは少なくといったラインナップで各車種でも人気グレードのみ、代表的なオプションだけでの提供となっている。
クルカと他のカーリースとの違い
そんなクルカと他のカーリースといくつかの項目で比較すると。
クルカ | 一般的なカーリース | |
車の保証 | メーカーの保証内で完結 | 大体が3年、走行距離は車のカテゴリーによって違う。 |
車の保険 | 別途加入が必要 | 別途加入が必要 |
メンテナンス | 3年契約なので基本的な部分のみ | メンテナンスプランもプラスする事がほとんど |
契約後 | 車両は必ず返却 | 契約期間後は車がもらえるプランを持つ会社もある |
契約に関する部分では、最長が3年なので「だからこそ」的な違いがあるのみで、大差はなさそう。
クルカのメリットとデメリットは?
そんなクルカが他社よりメリットと思われる点は、やはり契約期間の短さだろう。
- 3年ごとに新車
- 車検がない
- ライフスタイルの変化に対応しやすい
- 安い
という事であろう。
頭金0・ボーナス設定不要、低価格のカーリースクルカ3年もすれば、フルモデルチェンジする車もあれば、マイナーチェンジする車もある。その時その時で新しい車に乗れるのは、「3年間のお試し期間」みたいなものだ。他社でも3年目から乗り換えができるサービスがあるが、手続きが面倒であるし、場合によっては追加料金がかかる。
3年という期間があればライフスタイルが劇的に変わる事もある。それまでSUVでも良かった新婚家庭に子供が生まれれば、ミニバンという選択肢も出てくるだろう。3年契約はそうなった場合も対応しやすい。
クルカでは、返却後に他社へ売却するため人気のある車種のみを扱い、店舗は置かずにネットで完結させる事で利用料を安く抑えている。
ただ、これがデメリットとも取れる部分で、ネットオンリーなので、詳しく聞くにしてもネット経由或いは電話対応となってしまい、不安を感じてしまう事もあるかもしれない。
また、車種、グレードを絞っている事から、希望の車種、グレードがない場合もあり、その際は別の車にするか、他社に頼るしかない。また、オプションについても、表示されている物以外は発注する事になるので、別途費用が発生する。(別途のオプションは契約終了後取り外してOKなので、使えるのであれば、次の車につけることができる)
まとめ
3年という期間をどう捉えるかによって、十分満足できるし、車種、グレードが一致しているなら尚更使い勝手がいいカーリースと言えそうだ。ただ、他社の乗り換えプランも必ずしも劣る訳ではなく、業態やオプションまで含めた上で比較検討するのがいいだろう。
カーリースはプランが日進月歩で走り続けている。その中でもクルカは最低2年、最長3年で人気車種のみを扱うので、新車好きには外せない候補だろう。
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