3日目 その2
大地に戻る色
モニュメントバレーを通過して、20マイル以上先のメキシカンハットが今日の宿です。
ここからは緩やかに下って行く感じで走っていると、広大な大地の彼方から晴れ間が戻って来ました。
メキシカンハットに近づくにつれ、晴れ間は多くなり、大地が赤い色を取り戻しました。
サンファン川を渡るとメキシカンハットです。
この川を境にしてナバホ居留地から抜けるので、お酒が飲めるようになります。
私は殆ど飲まない為、あまり関係ないですが・・・。
初め、前回宿泊したグールディングスロッジに泊まる予定だったのですが、予定が決まらないうちに部屋がなくなってしまい、メキシカンハットにしたんですけどね・・・。
3件ほどあるホテル?モーテル?(どっちにしてもかなりボロいんで・・)のうち、離れがあるMEXICAN HATT RODGEが今日の宿です。
ボロいけど、なんかカッコイイです。 でも、まわりはホントに何もない・・・。
背後の山の地層を見てるだけでもワクワクします・・・。
この写真の左手、つまりホテルの前はShellのガソリンスタンドです。
で、部屋は。
これです。
部屋番号「C」
共用のポーチの向かいは「B」。右奥は「D」で、ほとんど家です。
むき出しの地球のような場所
部屋に荷物を詰め込んで、来た道を再びモニュメントバレーへ向かいますが、これから見る景色の裏側を通って行くことになります。
中央に見える岩は椅子に座った王様に見えます。角度によって見え方が違いますが、これらの岩(ビュート)は2億7千万年前の地層が風などの浸食によって形成されたものです。数年後には崩れて、違う見え方になっているかもしれませんね。でも、この「むき出しの地球」って感じ、たまらんな~。
そして、ここの代名詞的な景色がこれです。
なんとか晴れて綺麗な夕焼けが見えそうです。
遠くに虹がかかってました。
陽が傾き始め、砂漠なんで気温も少し下がってきましたが、このままバレーツアーに参加してみます。
駐車場でナバホ族のオヤジと交渉し、この日最後のツアーだからと言う事で大幅に値引きさせ、1.5時間のツアーがスタートします。
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