どっちやねん・・・
オートマンを出ると道は峠へ向かいます。
少し登り、その後は緩やかに下って行きます。
ガードレールのない狭い道なんで、カーブや対向車が来ると、ちょっと怖い箇所があります。
下って行く途中に現れたのは1軒のドライブイン的な店。
クールスプリングスという所です。
主にお土産を売ってるんですが、荒涼とした砂漠にはあまり似合わない、ちょっと派手な外観。
旧式のガソリンポンプを置いたり、敷地の端には50年代っぽい車や、フレームだけの錆び錆びの車を置いてます。
でも、店の創りが新しいので、なんか中途半端・・・。
この写真だけ見ると、寂びれた感じがいいですね・・。
この岩山と打ち捨てられた車・・・。
でも、アメリカ国旗、アリゾナ州旗が派手・・・。
「寂び」か「派手」かどっちかにせぇよ・・・。
看板もこんな真新しいのよりか、古く錆びているのがいいんやけど・・・。
対照的なセリグマンという街
これから向かう方面の途中であるキングマンもハックベリーも、前回行ってるので寄り道せずに、インターステート40号線でSeligmanへ向かいます。
今回は、街の東から入ってみました。街はインターステートから数キロ離れており、西側か東側から1本道で入る事になります。
目的は前回同様ディルガディーロさんという、言わずと知れたRoute66を再復興させた方の店。
時代の波による交通網の発達で、数キロ離れた場所にインターステートが開通し、Route66も廃止されると、誰もこのセリグマンに立ち寄らなくなり、次第に廃れていくこの街を憂慮していたディルガディーロさんは、なんとかセリグマンを、Route66を復活させたいという思いで、再復興運動を始めます。かつて、ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアを目指す人々が立ち寄った、他の街も巻き込んで、観光化に成功し脚光を浴びる事になります。「地域奉仕活動」という言葉が合っているかどうかわかりませんが、このような活動が元でピクサー映画の「CARS」の舞台にもなった街です。
何か買うなら、そんなRoute66の再復興に貢献した人の店で買いたいですから・・・。
すっかり有名になりましたね・・・。理髪店とお土産屋さん。
相変わらず天気が悪く、曜日なのか時間なのか、人もあまりいませんでした・・。
天気が良ければ、弟さん(故人)の店でアイスでも・・・って思いましたが、ちょっと寒かったので、やめときました。
この光景、好きですわ・・・。
この車達、普通にまだ走りそうです。
街自体は小さいし、静かで時が止まったような感じがする街なんですが、それも、片隅にこんな車があったりするからなんでしょうか・・・。
私よりも年代の古いアメリカの人なんかはセンチメンタルな気分になるんでしょう。
知らない世代の事とは言え、そういう気持ちもわかる気がする街です。
なんかカッコイイGrandCanyonBeer
日の入りが早い3月ですので、なるべく急いで次の街へ。
この街も何度か来てますが、ノスタルジックな感じが好きで、出来る限り来てみたいと思う街です。
ただ、観光地化されて、特にお土産の類は高いです。
有名なレストランの隣のギフトショップ。
でも、欲しい物、多いんで結局買ってしまったり・・・。
ウィリアムスって、標高が高いんですよね・・・。
この時期、有名なこのレストランのテラス席にはストーブが用意されていました。
夕食時間前とあって、BBQを焼き始めてましたが、我々は隣のフラッグスタッフが今日の宿泊地なんで・・・。
あと、ここは地ビールを作ってます。
その名も「GrandCanyon」。これまた有名らしいです。
ほとんど飲まない私にはあまり興味が・・・。
何とかLight・・で十分な人なんで。
でも、レーベルはカッコイイですよね・・・。
「家に飾っておきたいけど、持って帰るん重いやんな」・・・で話が終わります。
でも、23㎏のスーツケース2個まで預けられる昨今、次は持って帰ろうか・・・。
って事は「またウィリアムスに来る」ちゅう事や・・・。
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